死産した赤ちゃんの火葬までの流れ、おすすめの赤ちゃんとの過ごし方をご紹介。

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死産とは、妊娠4ヶ月以降に胎児が死亡することを指します。法的には妊娠12週目以降です。12週目以降の場合、死産届を提出して火葬を行う必要があります。

医学的定義では妊娠22週(6ヶ月)未満を「流産」、妊娠22週以降を「死産」としています。

これからどうなるの?休暇はとれるの? 何をしなきゃいけないの?
不安でいっぱいかと思います死産した赤ちゃんの火葬までの流れや、おすすめの赤ちゃんとの過ごし方をご紹介。

死産とは?死産と流産の違い

死産とは、母親のおなかの中の赤ちゃんを死亡した状態で出産することです。法律上「流産」は、妊娠12週未満の赤ちゃんはとされ届出は必要ありません。

死産は法的には妊娠4ヶ月(12週)以降を差します。医学的には妊娠6ヶ月(22週)以降に赤ちゃんが亡くなったことを差します。

少しややこしいですよね。
また出産してから間もなく赤ちゃんが亡くなることも「死産」といいます。

12週目以降の場合、[死産届]を行政へ提出して火葬を行う必要があります。中絶の場合も死産届の提出と火葬が必要です。

休暇は取れるの?

安心してください。妊娠4ヵ月以上でしたら、産休をとることができます出産育児一時金も支給されます。(また別途詳しく解説させてくださいね)

妊娠4ヵ月以上の分娩であれば、流産、早産、死産であっても、すべて出産
に該当し、労基法第 65 条の産後休業の対象となります。

産休・育休はいつから?産前・産後休業、育児休業の自動計算ができるサイト

火葬~準備するもの~

赤ちゃんが死産となってしまった場合、ご自身たちで火葬をしなければなりません。火葬するためには、火葬許可証を自治体で受け取り、棺は自分たちで用意します。

・火葬許可証→役所にて死産届を出して火葬許可証をもらいます。

・棺→自分たちで用意。紙製のものがよいとされ、素材は固めのボール紙(高級なお菓子の箱のようなイメージ)や、ダンボールが良いでしょう。

[死産届]の出し方は?

妊娠12〜22週未満の死産の場合と、妊娠22週以降の死産の場合で手続き方法が異なります。

死産届の提出は死産の日から7日以内。届出をしないと罰則(過料)が請求されてしまいます。
死産でもママの体は出産後と同じ弱っている状態です。代理の届け出が可能ですから、パパや頼みやすい方がいましたらお願いしましょう。心も体も弱っているお母さんは、ゆっくりする時間が必要です。

死産届を提出する流れ

  1. 病院にて、死産届書(死産証書もしくは死胎検案書)を受け取ります。
  2. 書類に必要事項を記入して、自治体の役場に提出します。
  3. 自治体から火葬許可証を受け取ります。

妊娠12〜22週未満

妊娠12~22週未満の死産では、「死産届」を提出する必要があります。死産した病院が死産届と死産証書(医師が立ち会わない場合は死胎検案書)を発行するため、受け取りましょう。受け取った後の手続きは、死産した病院がある自治体もしくは届け出をする人の自治体役場で行います。死産届は死産から7日以内に提出する必要があるため提出後、自治体が発行する火葬許可証を受け取ります。

妊娠22週以降

妊娠22週以降の赤ちゃんは、出生後に間もなく赤ちゃんが亡くなった場合は、死産届ではなく「出産届」「死亡届」を自治体の市町村役場に提出しなければなりません。赤ちゃんの名前を書く欄があります。素敵な名前を赤ちゃんにプレゼントしてあげてください。ちなみに戸籍には残りません。

天使ママ
天使ママ

戸籍にも残らないのに、淋しくやるせないですよね。。

「出産届と死亡届を同時に出すなんて・・・」複雑すぎて言葉になりません。書類で目にする「死亡」という文字を見てもまだ受け入れられなかったりしますよね。できるだけパパやご家族が提出してあげて欲しいなと思います。

「これを読んでいるお父様へ」
突然のことでもちろんパパだってお辛いでしょう。仕事だってある、忙しいパパ。
ただ知ってほしい事は、死産となってもママの体は立派な出産であり、産後の体はボロボロです。
それにここまで、つわりや妊婦検診どママにとっては大変の連続です。
検診だって股を開いて膣内を見てもらうというのは、恥ずかしい。
環境の変化もあり考えることも多く、不安でいっぱいです。

お仕事もあるかと思いますが、休みを取られて役所への届け出などは率先してしてあげてください。大変な作業を共有し、悲しみを共有して家族の時間を過ごされて欲しいです。

お別れ前にできること

これらの内容は一例です。「何かをしないといけない」ということではありません。

  • 赤ちゃんに名前を付ける
  • 名前を呼んであげる
  • 抱っこする
  • 添い寝をする
  • 子守唄を歌ってあげる
  • 赤ちゃんとの写真を撮る
  • 動画を撮る
  • 手形、足形をとる(キーホルダーやネックレスなど後日記念品が作れます)
  • 指のサイズを測る(babyリングとして残すことができます)
  • 赤ちゃんの保湿をする
  • おっぱいをあげる、母乳がでなくても抱き授乳の姿勢をしてあげる
  • 絵本を読んであげる
  • 棺に沿えるプレゼントを作る、購入する(お手紙 お花 おもちゃ 絵本 折り紙 etc)
  • 母乳が出る場合、絞って綿棒やジッパーなどにつけて添えてあげる。(ガラスの哺乳瓶や、金属製のおもちゃなど燃えにくいものは入れることはできません。)

遠慮しないで、病院の方へご相談してくださいね♪

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天使ママ
天使ママ

可愛いお洋服を着せてあげれました!

天使ママ
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不安でしたが、今思うとおくるみで抱っこできてよかったなと思います。

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